本記事ではフジミ模型のNEXTシリーズから新発売された「1/12 NEXTシリーズ No.3 ホンダCT125(ハンターカブ/グローイングレッド)」について製作レビューしていきます.
「初心者でも手軽に作れるバイク模型が知りたい」
「塗装なしでリアルなバイク模型を完成させたい」
「塗装してる時間や道具がない…」
そんな方にオススメのバイク模型が新発売されました!
それがこちら
NEXTシリーズ ホンダCT125 ハンターカブ です.
フジミ模型が発売する「NEXTシリーズ」は
- 塗装不要の色分け済みパーツ
- スナップフィット方式で接着剤不要
といった特徴を持つプラモデルです.
そのため,初心者の方でも手軽に組めるプラモデルとして注目されています.
戦艦プラモデルや車プラモデルなど各ジャンルがラインアップされており,近年バイク模型においても「スーパーカブ」がNEXTシリーズへ仲間入りを果たしています.
なお,NEXTシリーズの各ジャンルは以下の記事で紹介しています.
そしてバイク模型のスーパーカブに続き,新たなNEXTシリーズのバイクとして登場したのが今回製作レビューする「ホンダCT125 ハンターカブ」というわけです.
塗装が苦手で普段バイク模型を作らない筆者ですが,NEXTシリーズの「ハンターカブ」なら「手軽に楽しく組めそう」ということで購入に至りました.
バイク模型素人の筆者目線から製作レビューをお届けしていきますp(^-^)q
キット紹介
まずは簡単にキットのパッケージから紹介していきます.
こちらが商品パッケージで,グローイングレッドのハンターカブが表紙を飾ります.
側面には完成品や色分けされたパーツ,分解図などが印刷されています.
NEXTシリーズでは2色のハンターカブがキット化されており,両方の完成品が並べて印刷されていました.
キットを開封した様子です.
組立説明書はこんな感じです
これがキットの全パーツとなります.
色分け済みパーツなのでとてもカラフルです.
こちらはエンジンのパーツ類ですが,よく見てみると…
なんと「HONDA」というロゴがありました!
可能な限り精密に再現しようというフジミ模型の熱意を感じますね( `ー´)ノ
細かい色分けはシールを使用します.
水転写デカールと比べて扱いやすいですが,剥がれやすい・部品形状に馴染みにくいといったデメリットもあるので少し心配です.
製作レビュー
それでは製作を始めていきましょう( `ー´)ノ
エンジンとメインフレームの組立
まずはエンジンとフレームから組立していきます.
本キットはスナップフィットを採用しているため接着剤不要で組立可能ですが,筆者は念のため接着しながら組立を行いました.
ただ,結論から言うと接着剤は使用しないほうが良かったです.
ハンドルの可動部に流し込み接着剤が侵入したことで動かなくなってしまい,その修正に無駄な時間をとられてしまいました.
使用する際は可動部に接着剤が流れるリスクがないか注意しましょう(-_-)
リヤタイヤ・リヤブレーキの組立
リヤタイヤとブレーキの組立になります.
スポークホイールの再現度は見事.
ディスクブレーキがシルバーで成型されている点もGOODです.
スイングアーム・燃料タンク・エアクリーナーの組立
スイングアーム周辺のパーツを組んでいきます.
エンジンとリヤタイヤがチェーンで繋がり一気にバイクらしさが出てきました.
チェーンやエアクリーナーのディテールは見事ですが,カバーを組付けるとほとんど見えなくなってしまうのがちょっと残念です(T_T)
この段階でエンジン部やマフラーの組立はほぼ完了です.
アンダーガード・ステップ・テールランプの組立
アンダーガードやステップ,テールランプなどの部品を組んでいきます.
アンダーガードの組立には順序がありますのでご注意ください.
筆者は説明書をよく読んでおらず何回か分解する羽目になりました・・・
フロントタイヤ・ハンドル・ヘッドライトの組立
最後の組立パーツです.
細かい部品が多いので紛失に注意しながら丁寧に組んでいきます.
ヘッドライトのパーツはダボ穴がキツいので少し力を入れながら組んでいます.
斜めに押し込むと簡単にパーツが折れてしまうので注意しましょう.
ミラーのパーツは取扱厳重注意部品です.
この部品を指でハンドルに組むのは至難の業です.
ネットで製作レビューを調べているとやはり折って(破損)しまった人がいるようでした.
筆者はパーツを折る自信があったので最後の最後に組むことにしました.
バイクが倒れたら簡単に折れてしまうのでご注意ください.
シールの貼付け作業
仕上げとしてシールの貼付け作業をしていきます.
曲面に貼り付けるシールが複数ありますが,問題なく貼付けが可能でした.
寸法もピッタリ合っておりストレスなく作業できました.
ディテールアップシール
ディテールアップ用としてシルバーのリベットシールが付属しますので,これを貼り付けていきたいと思います.
貼り付け場所の指示はありますが,シールの数が足りないため全箇所は貼れないのでご注意ください.
ただ,ご覧の通りビックリするくらいシールが小さいためピンセットは必須かと思います.
しかも下記のような一般的なピンセットでは先端が太すぎますので,
これくらい先が鋭いピンセットが良いかと思います.
- Before
↓
- After
- Before
↓
- After
変化がお分かりでしょうか?
シルバーの点々部分がシールを貼った箇所となります.
筆者的にはディテールアップ用のシールを貼ったことで見栄えがかなり良くなったと思います!
これは挑戦した甲斐がありました(^^)d
ホンダCT125(ハンターカブ/グローイングレッド)完成
まとめ
フジミ模型の新商品「1/12 NEXTシリーズ No.3 ホンダCT125(ハンターカブ/グローイングレッド)」について製作レビューしてきました.
カラーパーツによる色分けに加えエンジン回りや走行部など緻密に再現されており,とても高い完成度となっていました.
パーツを組みながらハンターカブの構造を自然に学ぶことが出来るうえ,立体的に見ることで新しい発見もたくさんありました.
「へぇ~」「ほほぅ~」と変な声を出しながら楽しい時間を過ごせ,かなり満足しています.
「完成したバイク模型を飾るのも良いけど,組立の過程を楽しめるのもバイク模型の醍醐味だなぁ~」
と感じた筆者なのでした.
ぜひ皆さんにもこの楽しさを味わっていただければと思います(^^)d
良い点
気になった点・注意点
以上,フジミ模型の新商品「1/12 NEXTシリーズ No.3 ホンダCT125(ハンターカブ/グローイングレッド)」の製作レビューでした.
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