この記事はフジミ模型 1/700 艦NEXTシリーズ色分け済みプラモデル「No.13 日本海軍戦艦 長門(ながと)」の製作レビュー⑤となります.
前回の記事はこちら↓
前回の続きである12.7cm高角砲から組立を開始します.
12.7cm高角砲&カッターボート
12.7cm連装高角砲と9mカッターボートのパーツです.
両舷に配置されるV字ダビットはアームから回転軸まで一体成型されています.アーム部はかなり細く,若干の変形が確認できます.
また,カッターボートにはV字ダビットに組むためのダボ穴があります.
12.7cm連装高角砲を船体へ組みました.全部で4基あります.
後部艦橋下部の高角砲は他の部品に干渉するため砲塔を回転させることが出来ません.画像の方向で固定されます.
9mカッターボートはV字ダビットに吊り下げられた状態となります.
V字ダビット先端のダボをカッターのダボ穴にはめ込むのですが,かなり難しいです.少しでも力の入れ方を間違えると簡単に折れてしまいます.(筆者が1箇所折りました…)
接着剤がある方にはダボを位置決め用に短く切断してから接着する方法をオススメします.
マスト
艦橋後部のマストを組みます.
マストに設置されている2基の三式一号電波探信儀三型(通称:13号電探)は一体成型で再現されています.
実際の長門のマスト上部は黒色で塗装されていたので,煙突のような黒色成型だと良かったなぁと思いました.
そこで,マストの黒色問題を解決するべく今回初投入したのが油性ペンです.
説明書に油性ペンの指示があったので試しに使用してみました.
結果はご覧のとおり.
確かに黒色で塗ることは出来ますが,ペン先の入らない狭い部分は塗ることが出来ません.
したがって,塗り残しのある雑な感じになってしまいました.
使用したペンが太かったのもあると思いますが,筆者的にはいまいち…という感じです.
マストパーツのダボ穴は少しキツイですが,接着剤なしでもしっかり組めます.
パーツは簡単に折れてしまうくらい細いので丁寧に組む必要があります.
このマストトップのパーツ(十字型)だけハメ合いが緩く,息を吹くだけでクルクル回転してしまいます.
また,少しの振動で抜け落ちてしまうため接着剤は必須だと思います.
スクリュー
破損が怖くて後回しにしていたスクリュー部を組んでいきます.
大きめのゲートがあるので,ゲート処理はいつもより丁寧に行いました.
ゲート処理の具体的な方法に関してはこちらの記事中で説明しているので参考にしてみてください.
スクリュー部だけを組んだ状態です.
ダボのハメ合いはとても良好で接着剤がなくてもしっかり組めます.
スクリュー回転軸に付属のシールを貼ればゴールド色にすることも可能です.
実際の戦艦の回転軸は艦底色で塗装されていましたが、模型栄え的にはゴールドにするのもアリだと思います.
破損に注意しつつ丁寧にスクリュー部を艦底へ組みました.
少しダボ穴がキツイので,筆者は爪を使って押し込んでいます.
艦首&艦尾
艦首と艦尾に通信線支柱と旗竿,応急舵,菊花紋章,錨を組んでいきます.
通信線支柱&旗竿はダボ穴が緩く,少しの振動で取れてしまうため接着が必須です.
錨は接着剤なしでも問題なく組めます.
ちなみに国旗は付属のシールを使用しています.
応急舵のシールは寸法ピッタリです.
爪楊枝やピンセットで押し付ければモールドにもしっかり馴染んでくれます.
菊花紋章がついた艦首はとてもカッコイイですねq(^-^q)
次回はボーナスパーツから組んで行きます.
以上,「フジミ 1/700 艦NEXTシリーズNo.13 戦艦長門 製作記⑤」の記事でした.
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