フジミ 1/700 艦NEXTシリーズNo.13 戦艦長門 製作記⑥

プラモデル製作記

この記事はフジミ模型 1/700 艦NEXTシリーズ色分け済みプラモデル「No.13 日本海軍戦艦 長門(ながと)」の製作レビュー⑥となります.

 

前回の記事はこちら↓

フジミ 1/700 艦NEXTシリーズNo.13 戦艦長門 製作記⑤
この記事はフジミ模型 1/700 艦NEXTシリーズ色分け済みプラモデル「No.13 日本海軍戦艦 長門(ながと)」の製作レビュー⑤となります. 前回の記事はこちら↓ 前回の続きである12...

 

 

艦NEXT戦艦長門の組立もいよいよ終盤です.

前回の続きであるボーナスパーツから組立を開始します.

ボーナスパーツ:通風口

キットに付属するボーナスパーツを使用してディテールアップしていきます.

甲板に空いている無数の穴がボーナスパーツ用のダボ穴です.

製作記①で穴開け加工しています.

フジミ 1/700 艦NEXTシリーズNo.13 戦艦長門 製作記①
2018年9月より販売されているフジミ模型 1/700 艦NEXTシリーズ色分け済みプラモデル「No.13 日本海軍戦艦 長門(ながと)」を製作レビューします. 使用する戦艦長門のキット...

 

 

これは通風口のパーツです.とても小さく指ではまず組めません.

また,通風口は三種類あるのですが,一番小さい通風口は71個とパーツ数がとても多く根気のいる作業となります.

 

 

最初はピンセットで組んでいましたが「ッピン!」と異次元へ飛んでいく事故が多発.

甲板のダボ穴は説明書の指示通り0.6mmで開けたのですが,そのダボ穴が思ったよりキツく通風口パーツを押し込むのがとても大変です.

押し込もうとピンセットに力を入れればパーツは確実に弾けて異次元へ行ってしまいます.

そこで工具を変更しました.

 

 

ゴッドハンドオリジナル商品の「ニッパー型ピンセット(刃がないニッパー)」です.

実際に使用してみるとピンセットよりもパーツをしっかり保持でき,弾くこともありませんでした.

 

そのため,

「この工具なら順調に組める!」

この時はそう思っていました.

 

ところが実際使うと,通風口パーツをダボ穴に押し込もうと少し力を入れた瞬間,ニッパーに挟まれた通風口が潰れてしまったのです.

 

ニッパーはテコの原理により先端の挟む力がとても強力

この力により米粒サイズの通風口パーツは簡単に潰れてしまったというわけです.

もちろん,途中から力加減に慣れてきて潰さずに組むことは出来たのですが,とにかくダボ穴がキツくて組みにくいです.

ただし,ボーナスパーツの通風口は予備が結構あるので,ある程度は紛失・破壊しても問題ありません.

 

 

艦首:Before

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艦首:After

通風口を追加されたことで見栄えが向上しています.

ちなみに途中までピンセットで組んでたため,10個以上の通風口を紛失しました.

 

 

 

艦中央部:Before

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艦中央部:After

中央部の通風口は壁横副砲下にあるため組むのが難しいです.

刃がないニッパーを使用しても,他の構造物に接触する危険があり思うように作業が進みません.

結局は接着剤なしによる組立を諦め,0.6mmで開けたダボ穴を0.7mmで追加工しバカ穴にしました.(0.7mmは少し大きい感じだったので0.65mmの方が良かったかもしれませんが,そんなドリル持ってません)

これにより接着剤は必要となりますが,押し込む必要がないので作業効率がかなり向上します.

ピンセットでバカ穴に通風口を設置し,接着剤を流し込むだけなのでとても作業が楽でした.

 

 

艦尾:Before

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艦尾:After

艦尾側の甲板は通風口が集中しているので,ボーナスパーツ追加前と後では雲泥の差があると思います.

 

 

 

通風口がついたことで平坦だった甲板立体的になりリアリティが増しています.

通風口パーツは地味であまり目立ちませんが,達成感高い自己満足度が得られると思います.

 

 

 

ボーナスパーツ:土嚢,25mm単装機銃,弾薬箱

ボーナスパーツの土嚢や防弾板,25mm単装機銃,弾薬箱を組んでいきます.

先ほどの通風口パーツに比べこちらのボーナスパーツは組みやすく、見栄えUP効果も高いので挑戦してみる価値はあると思います.

 

 

クリーム色で成型されているのが土嚢パーツで,軍艦色のパーツが防弾板です.

 

 

土嚢パーツは高い再現度で文句のつけようがありません.

あえて言うなら少しバリがあった程度です.

 

 

弾薬箱と25mm単装機銃のパーツです.

25mm単装機銃だけダボがあるので,甲板のダボ穴にハメ込むことが可能です.

ちなみに土嚢や防弾板,弾薬箱にはダボやダボ穴がないので,説明書を参考に自分で接着位置を決める必要があります.

 

 

ボーナスパーツ組立後の艦首甲板です.

土嚢と機銃が追加されたことでさらにディテールが細かくなりました.

 

 

土嚢や機銃の近くには弾薬箱も接着しています.

弾薬箱の数や配置箇所は特に指定されていないので,説明書の上面図を参考にしています.

 

 

こちらは艦尾甲板です.

機銃はダボがあるので接着剤なしにでも組めますが,取れやすいので接着した方が無難だと思います.

 

 

艦尾にある3基の25mm3連装機銃を囲む三角形の防弾板が特徴的です.

パーツの合いはバッチリでした.

 

 

次回はボーナスパーツ:双眼望遠鏡から組立を行っていきます.

以上,「フジミ 1/700 艦NEXTシリーズNo.13 戦艦長門 製作記⑥」の記事でした.

フジミ 1/700 艦NEXTシリーズNo.13 戦艦長門 製作記⑦ 完成!
この記事はフジミ模型 1/700 艦NEXTシリーズ色分け済みプラモデル「No.13 日本海軍戦艦 長門(ながと)」の製作レビュー⑦完成!となります. 今回の記事で艦NEXT戦艦長門がついに完成します. それでは...

 

コメント

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