この記事では,初心者にオススメの戦艦プラモデル(軍艦プラモデル,艦船模型etc)「1/700 艦(フネ)NEXTシリーズ」(プラモデルメーカ:フジミ模型株式会社)について紹介します.
結論
- 初心者の方は艦NEXTシリーズがオススメ!
- 艦NEXTシリーズはラインアップが豊富(18種類)
- あなたの作りたいと思った戦艦プラモデルが最もオススメ!
戦艦プラモデル(艦船模型)界に革命を起こす塗装不要の艦NEXTシリーズ!
皆さんはプラモデルメーカ:フジミから接着剤と塗装の不要な色分け済み戦艦プラモデルこと艦(フネ)NEXTシリーズが発売され注目を浴びていることをご存じでしょうか?
従来の戦艦プラモデル(艦船模型)というのは
といった感じで,初心者の方にとって難易度の高いプラモデルとされています.
逆に難易度の低いプラモデルで有名なのは「ガンプラ」ですね.
そんなことから,
「戦艦プラモデルに興味はあるんだけど,なんだか作るの大変そうだなぁ~」
といった感じで,戦艦プラモデルを作れずにいる方も多いかと思います.
そんな固定概念を払拭し,塗装不要かつ接着剤なしで初心者の方でも手軽に作れる戦艦プラモデル(艦船模型)として登場したのが,
「艦(フネ)NEXTシリーズ」です!
艦NEXTシリーズの大きな特徴として
が挙げられます.
これは超有名なガンプラとほぼ同じ特徴です!
戦艦プラモデルをガンプラのように作るイメージですね(^^♪
したがって,工具や塗装用品がほとんどない初心者の方でも極端な話,
ニッパーさえあれば戦艦プラモデル(艦船模型)を完成させることが可能
です!
これが初心者の方に艦NEXTシリーズをオススメする大きな理由です.
また,接着や塗装が必要ないということは
というメリットもあります.
たまったTVドラマを観ながらリビングで戦艦プラモデル(艦船模型)を作るなんてことも可能なのです.
また,インターネットゲームの艦隊これくしょん(通称:艦これ)のつながりで戦艦プラモデル(艦船模型)に興味を持った方にもオススメです.
ゲーム「艦これ」のように戦艦プラモデル(艦船模型)が通称「艦ぷら」と呼ばれる日がいずれ来るのではないでしょうか.
ちなみに戦艦プラモデル(艦船模型)で最も人気なのは1/700スケール.
艦NEXTシリーズは1/700スケールで18種類の艦船がラインアップされています.
フジミ艦NEXTのキット情報
初心者の方へおすすめの戦艦プラモデル(艦船模型)である艦NEXTシリーズですが、まずは筆者が実際に購入したキットを参考に紹介していきます.
1/700 艦NEXTシリーズ No.1 日本海軍戦艦 大和(やまと)
艦NEXTシリーズのNo.1として発売されたのが当時世界最大・最強の戦艦:大和(やまと)です.
これで塗装しなくてもリアルな戦艦大和が作れるぞ!
と当時は話題になりました.
戦艦大和は戦艦プラモデルの中でもトップクラスの大きさで作るのが大変だと思われがちですが,
という特徴により,他の戦艦プラモデルよりもパーツ構成がシンプルで組みやすいです.
したがって,意外にも
初心者の方にオススメしたい戦艦プラモデル(艦船模型)
となっているのです.
そもそも戦艦大和は戦艦プラモデル(艦船模型)の中でも特に人気が高いので,艦NEXTシリーズのNo.1として選ばれたのも頷けます.
多色成型パーツで再現できない部分はシールを使用します.
シールで細部の色分けをすることにより,よりリアルで完成度の高い戦艦プラモデル(艦船模型)を完成させることができます.
また,シールタイプなので水転写デカールと違い難易度が低く,初心者の方でも安心して貼ることができます.
ただし,実際に筆者が組んでいて
など改善してほしい部分も見つかっています.
完璧を求めたい方は一部筆塗りするなどの検討が必要だと思います.
説明書には作り方だけでなく,カラー印刷で戦艦大和の歴史や兵装について詳しく説明されています.
全く戦艦大和について知らないという方でも安心です.
戦艦大和について楽しく学べる素晴らしい説明書だと思います.
これは艦橋基部のパーツですが,一体成型によりパーツを大きくし部品点数を減らす工夫がされています.
また,他のパーツにおいても一体成型が採用されており,他メーカーの戦艦プラモデル(艦船模型)と比べてもパーツが大きく数が少ない特徴を持っています.
戦艦プラモデル(艦船模型)に興味を持ったら,まずは艦NEXTシリーズの戦艦大和を作ってみてはいかがでしょうか(^_^)
筆者としては「初心者の方オススメNo.1の戦艦プラモデル(艦船模型)!」とさせていただきます.
1/700 艦NEXTシリーズ No.2 日本海軍戦艦 武蔵(むさし)
艦NEXTシリーズのNo.2として発売されたのが戦艦大和の姉妹艦であるの戦艦:武蔵(むさし)です.
艦NEXTの戦艦大和を完成させたら,姉妹艦の戦艦武蔵も揃えたいと思うはず.
そのユーザーの思いに応えるべくして戦艦武蔵が選ばれたのではないかと予想しています.
戦艦武蔵キットと戦艦大和キットの大きな違いは以下の通り.
大和と異なる武蔵の特徴をしっかり再現したキットです.
あえて言うなら,機銃付近にある土嚢パーツの成型色が白色なためかなり安っぽいです.できればクリーム色にして欲しかったですね.
戦艦大和と全く同じように見えて実は違う,そんな少し違った作る楽しさがあることは間違いありません.
また,甲板パーツの成型色に関してはただの黒色ではなく,史実と同じねずみ色で成形されていいます.この点も素晴らしいと感じました.
艦NEXTシリーズトップバッターの戦艦大和と戦艦武蔵を揃えたら,
と,筆者は作る前からワクワクがとまりませんでした(^_^;)
1/700 艦NEXTシリーズ No.7 日本海軍戦艦 金剛(こんごう)
艦NEXTシリーズのNo.7として登場したのは,旧日本海軍が保有12戦艦の中で最も縦横無尽な活躍をした戦艦金剛(こんごう)です.
金剛型戦艦1番艦である「金剛」はイギリスで建造され,当時世界初の36センチ砲を搭載していました.太平洋戦争では2度の改装を経て,空母機動部隊の直衛から陸上施設の砲撃まで多彩に活躍しまが,最後は台湾海峡で潜水艦の雷撃を受け沈没しました(昭和19年11月没).
ゲーム「艦これ」においてファンの多い戦艦でもあります.
戦艦金剛は先ほど紹介した戦艦大和より細かいパーツが多いです.
艦橋や煙突のゴチャゴチャ感は魅力的な部分でもあますが,指だけで組むのは少し大変です.
初心者の方だと
と作る前から挫折してしまう可能性が高いので,
「どうしても戦艦金剛が作りたい!」
という方以外は戦艦大和の方が良いかと思います.
艦NEXTシリーズの戦艦金剛では新要素のとして,接着組立によるボーナスパーツ(25㎜単装機銃や弾薬箱、通気筒や増設機銃座のステーなど)が追加されています.
艦NEXTシリーズを何隻か完成させ中級者へと上り詰めた方なら,少しレベルアップした軍艦プラモデルを作りたくなるはず(>_<).
それを叶えるのがこのボーナスパーツとなっています.
(注意:ボーナスパーツを使用する場合,接着剤や穴を開けるドリルが必要です)
初心者の方からちょっとレベルアップしたい中級者の方まで楽しめる戦艦プラモデル(艦船模型)として艦NEXTシリーズは進化を続けます.
1/700 艦NEXTシリーズ No.13 日本海軍戦艦 長門(ながと)
先ほどのボーナスパーツとさらなる新要素が追加されて発売されたのが,世界最強の七大戦艦ことビッグ7として世界に君臨した戦艦長門(ながと)です!
幸運にも太平洋戦争を生き残ることが出来た長門でしたが,戦後のビキニ環礁で行われた水爆の実験艦として生涯を閉じています.
戦艦長門をソ連が手に入れる可能性があったため,アメリカが実験艦として処分したという説もありますが定かではありません.
艦NEXTシリーズNo.13の戦艦長門は新要素として
こちらが実際に筆者の製作した艦NEXT戦艦長門の完成品です.
完全素組なので改修や塗装は一切していません.
なのです.
ボーナスパーツも進化しており,
とボリューム満点.
戦艦武蔵で懸念していた土嚢の色が今回からクリーム色になっている点も非常にGOOD!.
良い点ばかり説明しましたが少し気になる点もあります.
それは価格がUPしていることです.
成型色の増加や溶接跡のディテール追加,ボーナスパーツの種類増加が影響しているのかもしれませんが,1/700スケールの戦艦プラモデル(戦艦プラモデル)としては高額な部類だと思います.
ボーナスパーツを使う予定のない方にとっては少し損をした気分になるかもしれません.
ただ,価格はUPしていますが,初心者の方から作りこみたい方まで満足できるキット内容であることは間違いないでしょう.予算に余裕があればぜひ作ってみてください!(^^)!
戦艦長門の製作記事もありますので艦NEXTの戦艦長門や戦艦プラモデルの作り方などにご興味があればぜひご覧ください!(^^)!
↓
こちらの記事では一部筆塗り&スミ入れ作業を行って完成させた戦艦長門の完成画像を紹介しています.
↓
その他艦NEXTシリーズのキット一覧
初心者の方にオススメの戦艦プラモデル(艦船模型)である艦NEXTシリーズですが,他にも紹介しきれないほどの軍艦がラインアップされています.
興味のある戦艦プラモデル(艦船模型)を選び,製作を楽しんでいただければと思います(^_^)
「あなたが作りたいと思った戦艦プラモデル」が一番のオススメです!
艦NEXTシリーズ No.15 日本海軍戦艦 榛名 昭和19年/捷一号作戦
1/700 艦NEXTシリーズ No.16 日本海軍秋月型駆逐艦 秋月/初月 昭和19年/捷一号作戦
戦艦プラモデルを作りたい初心者にオススメのフジミ1/700艦NEXTシリーズを紹介!の記事まとめ
今回は戦艦プラモデル(艦船模型)を作りたい初心者の方向けにフジミ艦NEXTシリーズを紹介させていただきました.
これまで敷居の高かった戦艦プラモデル(艦船模型)ですが,艦NEXTシリーズの登場により初心者の方でも気軽に楽しく作れるプラモデルへと進化しています.
今までどのメーカも挑戦しなかった戦艦プラモデルのスナップフィット化という新しい試みは発展途上で,やはりガンプラほどの精度や組みやすさとは現状言えません.
ですが,接着剤不要で塗装もせずに戦艦プラモデル(艦船模型)を完成させることができるのは艦NEXTシリーズだけです.
まずは塗装なしで艦NEXTシリーズを製作し,戦艦プラモデルを作る楽しさと達成感を味わってみてはいかがでしょうか
戦艦プラモデル(艦船模型)ファンへの仲間入りをお待ちしております!(^^)!
最新情報!(2024年2月時点)
艦NEXTの新商品情報になります.
新商品情報は2019年10月にフジミ模型より公開された案内が最新となっており,それ以降は情報が出ていない状況です.
出典:フジミ模型のブログ
2020年2月に軽巡洋艦:多摩(たま),同年3月には軽巡洋艦:球磨(くま)が発売されました.艦NEXTシリーズ初の軽巡洋艦です.
別記事でキット・製作レビューしていますので,興味がある方はぜひチェックしてみてください(^^)/
↓
新製品の中で筆者の一番気になっていた2020年内発売予定の日本海軍航空母艦「瑞鶴(ずいかく)」「翔鶴(しょうかく)」は頓挫してしまったのでしょうか.
もう4年も経ってしまった・・・
真珠湾攻撃の時から作戦に参加している言わずと知れた五航戦がキット化ということで期待しているだけに待ち遠しいです(T_T)
以下のキットなどが成型色や付属デカールが異なる特別仕様となっており,在庫限りで販売されています.商品名の「EX」が判別のポイントです.
新たな情報が出しだい更新していきます.
以上,「戦艦プラモデル(艦船模型)を作りたい初心者の方にオススメのフジミ1/700艦NEXTシリーズを紹介!」でした.
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