本記事では童友社が新発売した「凄!ホビー用LEDリングライトS」について商品レビューします.
皆さんはプラモデルを製作している時や完成品を撮影するときに,
「もうちょっと手元を明るくしたい」
「プラモデルを上手く撮影できないなぁ~」
とお困りになったことはありませんか?
そんな方のお役に立つ補助照明ツール「凄!ホビー用LEDリングライトS」が童友社から発売されました.
筆者が実際に使用した感想を交えつつ商品レビューしていきます(^^)/
結論
- プラモデル撮影で大活躍!
パッケージ
こちらが商品のパッケージとなります.
パッケージが説明書にもなっており,仕様や使い方が細かく記載されています.
商品紹介
商品内容は以下の通りです.
- 本体のリングライト
- 三脚
LEDリングライトの裏側は黒の樹脂パーツで覆われています.
「凄!」という刻印が特徴的です.
LEDリングライトは直径:15.4cmです.
普段使用している流し込み接着剤もサイズ感の比較対象として並べています.
コードは長さ:1.8mですので,作業場近くのノートPCやコンセントまで余裕で届きます.
この押し込み式操作ボタンで
- 「LEDリングライトのON/OFF」
- 「3色の色調切り替え」
- 「10段階の光量調整」
を行います.
LEDリングライトの電源はUSB端子からの供給となります.
したがって,
リングライトの仕様は5V×2Aなので,10W以上の電源アダプターが必要となりますのでご注意ください.
ちなみに筆者はスマホの急速充電にも対応した2ポートのAnker製を買う予定です.
こちらはリングライトを支える三脚です.
樹脂製なので乱暴な扱いをするとすぐ壊れそうな印象です.
三脚のギミック
ここからは簡単に三脚のギミックをご紹介します.
ボールジョイント機構
三脚にはボールジョイントがあり,様々な角度に調整できます.
真横に曲げることも可能ですが,ご覧のように重心の関係で自立はできません.
ただ,バランスを上手く取ればこんな感じで問題なく使えます.
下から照明を当てたいときに役立ちそうです.
三脚の伸縮機構
三脚には伸縮機構があるので高さを調整することが可能です.
伸ばした状態だと足場が安定するのでオススメです.
LEDリングライトの調光機能
LEDリングライトは
- 3種類の色調切替
- 10段階の光量調整
が可能です.
- 電球色(調光機能:一番暗い)
- 昼白色(調光機能:一番暗い)
- 白色(調光機能:一番暗い)
- 電球色(調光機能:一番明るい)
- 昼白色(調光機能:一番明るい)
- 白色(調光機能:一番明るい)
3色の内「電球色」は一目瞭然で判別できるんですが,筆者の目が悪いのか「昼白色」と「白色」の違いがあまり分かりませんでした・・・
また,光量を10段階のMAXまで上げると眩しいぐらいまで明るくなります.
実際に使用した感想
ここからは実際に使用した感想を述べていきたいと思います.
まずはLEDリングライト単体の光のみで撮影をしてみました.
画像はリングライトOFFの状態です.
リングライトをONにした状態です.
白色(?)・調光MAXで設定しています.
リングライトの穴から覗くように撮影します.
こちらが撮影した画像です.
光が当たる舷側(げんそく)は明るいですが,周囲や背景の暗さが残るので上手く撮影できたとはとても言えまえん.
つまり,
- リングライト単体では光の量が足りず上手く撮影できない
- 部屋の照明やデスクのメイン照明がある中で,補助的に使う必要がある
ということです.
というわけで,撮影スタジオのメイン照明(蛍光灯)をONにしました.
画像はリングライトOFFの状態です.
メイン照明だけの場合,甲板は明るいですが,艦首や艦尾・舷側といった部分は影で暗くなってしまいます.
ここでリングライトが仕事をします!
まずは,リングライトを光量MAXでON!
これはさすがに明るすぎです.
10段階の調光機能で明るさを調整します.
光量を中間ぐらいに設定して撮影した画像になります.
リングライトOFFの時と比較すればかなり上手く撮影できたかと思います.
甲板と舷側の明るさが同じくらいになるよう調光機能の設定を調整しました.
それではLEDリングライトのONとOFFでどれくらい差があるのか実例で比較していきます.
艦尾の影
艦船模型の撮影でよくある艦尾や艦首の湾曲した部分に発生する影を改善した例となります.
<Before>
⇓
<After>
<Before(艦尾拡大)>
⇓
<After(艦尾拡大)>
真横からLEDリングライトの光を当てることで艦尾の影がなくなり,見栄えがとても良くなりました.
戦闘機(機首やランディングギア)の影
次は戦闘機プラモデルの例です.
よくあるパターンは機首の下部やランディングギアに影が出来てしまうことです.
こちらもリングライトで真横から光を当てることで改善できます.
<Before>
⇓
<After>
戦闘機(尾翼)の影
現役ジェット戦闘機に多い傾斜した垂直尾翼も影ができやすい部分ですが,これもLEDリングライトの補助により簡単に解決できます(^^)/
<Before>
⇓
<After>
メイン照明と今回のLEDリングライトを補助照明として使うことでイメージ通りのプラモデル撮影が出来るようになりました.
スマホのライトを補助として使ったりしていた筆者としては,今後の必須ツールとなりそうです(^^♪
まとめ
凄!ホビー用LEDリングライトSの商品レビューをしました.
初めてLEDリングライトというものを購入しましたが,撮影の補助照明としては十分な性能で大変満足しています.
また,本商品はサイズが3種類(S,M,L)ありますが,今回は一番小さいSサイズを購入しています.
直径15cmLEDライトは意外とコンパクトで,組立作業や撮影の邪魔になることもなく小さいSサイズを選んで良かったなという印象です.
良い点
気になる点
完成した模型をイメージ通りに撮影できるようになったので,今後のプラモデル撮影が楽しみです(^^♪
以上,「凄!ホビー用LEDリングライトS」の商品レビューでした.
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